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zoom RSS 『邪馬台国三国志』古代史の常識と通説を疑え13〈『後漢書』の倭奴国/金印「漢委奴国王」〉1

<<   作成日時 : 2014/08/29 06:56   >>

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‥‥『後漢書』「本紀」・「倭伝」の倭奴国→金印の委奴国や倭の奴国ではない。
◆金印「漢委奴国王」の訓み→委奴(いつ)国と読めば伊都国。委奴(いど)国と読めば伊都国+中つ国
『後漢書』「本紀」・「倭伝」の倭奴国→倭国+豊葦原中つ国
@倭奴国は、金印「漢委奴国王」で広く知られている。『後漢書』に、こうもある。
「倭伝」、「建武中元二年、倭奴国、貢を奉じて朝貢す。倭国の極南界にあり。光武、賜うに印綬を以ってす」

☆これは、志賀島出土の金印「漢委奴国王」によって確認された。
★これからすると、倭奴国王〓委奴国王と思われがちだが、そうとは言い切れない。
A金印「漢委奴国王」の解釈については、諸説がある。
★三宅米吉氏(一八六○〜一九二六年)は、「漢委奴国王印考」で、こう主張した。
一、漢の委の奴(な)の国王と読むべし。委は倭(わ)なり、奴国は古の儺県(なのあがた)、今の那珂郡なり、後漢書にある倭奴国も倭の奴国なり。
一、奴国は、「倭人伝」に「(末盧国から)東南に陸行すること五百里、伊都国に至る。東南して奴国に至るまで百里。・・二万余戸あり」」とある奴国のことで、古の九州北部の大国と見ゆ。
★文化庁編の『国宝事典』では、「金印の訓みについてはなお定説をみない」としている。
★京大日本史辞典編纂会編『新編日本史辞典』では、金印について問題点が多く存在していて、委奴国の訓み方も、伊都国説など諸説があるとする。
B戦後の学校教育では三宅米吉の説に沿った形で、金印「漢委奴国王」の訓み方を「漢の倭の奴の国王」と教えるが、果たしてそれでよいのか。というのも、この結論が音韻に重きを置くなど狭い視野の中で誘導されているからだ。
Cしかも奴国が「倭人伝」の奴国に該当し、その位置は儺県とするが、これは語呂合わせに過ぎない。なぜなら、「倭人伝」の伊都国は、末盧国(松浦市)から地図上を忠実にたどると、吉野ヶ里辺り、奴国も福岡県山戸郡近辺に至るからだ。、要するに、三宅氏の説は数々の誤りの上に成り立っているわけだ。
★奴国の位置や奴国・狗奴国・熊襲の関係について、今一度、確認しておきたい。
「倭人伝」、「(伊都国から)東南して奴国に至るまで百里」、
「次に奴国ありて、これ女王の境界の尽くる所なり。其の南に狗奴国ありて、」、
「其の八年(二四七年)、太守王頎、官に到る。倭の女王卑弥呼、狗奴国の男王卑弥弓呼(ヒミココ、天孫火瓊瓊杵)と素より和せず。」

『古事記』、「筑紫島は、身一つにして面四つあり。面毎に名あり。故、筑紫国、豊国、肥国、熊曾(熊襲)国・・」
はっきりと言うと、狗奴国は熊曾(熊襲)の国だ。奴国はその北隣りの山戸郡辺りにあって、両国の国境が倭奴国の極南界であった。
そうだとすると、「倭人伝」に二万戸とある奴国について、こう考えられないか。
「大乱に敗れた倭奴国や日隈の面々が我先にと熊襲に逃げ走る中で、取り残された人たちが仕方なく興した主なき国ではなかったか。それ故、奴国としか記されなかった」
★三宅氏の説では、倭が如何なる国だったのか的確な考察がない。さらに言うと、奴国の国情や朝貢に至った経緯、奴国と倭・百余国・畿内勢との関係、邪馬台国の誕生に至った経緯について、歴史的観点からの説明が何らない。
★金印の訓みを見定めるには、検証すべきことが他にも山ほどある。たとえば、当時の百余国が米づくり・青銅祭器・考古学の結果とどう関わってきたのか、記紀・伝承・神社の縁起との関係はどうなのか、倭奴国と委奴国の関係やその歴史はどうだったのか、委奴国と鱗形紐との関係は如何に等々について、誰もが納得できる答えを揃えておく必要があろう。
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