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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え53〈天日槍の来襲〉

<<   作成日時 : 2014/10/17 06:42   >>

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‥‥天日槍(五十猛)の来襲→赤壁の戦い(二○八年)から二年あまり経った頃、播磨の宍粟邑で大己貴と争って惨敗
@その後も、大己貴の勢いは止まなかった。安芸・吉備・丹波に出兵したかと思うと、次に播磨の伊和・小千族を丸め込んだ。ついで越のオロチと盟約して北から邪馬台国を攻め立てた。
彼は配下の家長を片っ端から兼ねて、大国主・オロチ・葦原醜男・伊和大神と語っていた。これで、大穴持(大己貴)と名のる人物も二人居て、この時期の歴史を煩雑にした。
当時、大己貴は素戔嗚の目論む豊葦原中つ国建て直しを邪魔したことで、天日槍の襲来に備えねばならぬ立場にあった。にもかかわらず、田心姫の娘・下照姫を彼の許に送っただけで、ことが足りたとして安堵していた。
赤壁の戦いから二年あまり経った頃、天日槍が騎馬軍団八千とともに襲来したことで、大己貴はいきなり剣が峰に立たされた。彼が海を渡って来たには、理由があった。故国に逃げ帰った妻を連れ戻すこと、ついで素戔嗚の不遇を耳にして大己貴征伐を決断したことだ。
彼は妻が国東から瀬戸内海を渡ったと聞くや、播磨に襲来して、
「妻を返せ」、「泊まる所がないから上陸させろ」と大己貴に迫った。
対する大己貴が、「娘は自分の所には居ない。天照大神お膝元の難波姫島に移った」
と教えて彼の矛先をそちらに振ると、天日槍は脱兎のごとく難波へ急行した。
仔細を知った天照大神は、再びその矛先を大己貴に向けるべく使者を遣って、
「汝は誰か。いずれの国から来たのか」と問わしめた。すると天日槍は、
「私は新羅の王子です。瀛つ鏡・辺つ鏡・蛇の領巾・玉つ宝二つなど瑞宝五種、それに日矛、日の鏡など日隈神宝も持参して、義父を助けに参りました。
それに、お知らせしたい儀があります。呉は倭の所在を探り当てようと躍起になっています。この際、呉に与して国難をかわすべきです」
と答えて呉との連帯を薦める一方、日隈神宝を見せびらかすことで素戔嗚の児だと教えてみせた。
「応神記」、「天之日矛の持ち渡り来し物は、玉津宝と云いて、珠二貫。また浪振る領巾、浪切る領巾、風振る領巾、風切る領巾。また瀛つ鏡、辺つ鏡、あわせて八種なり(要するに、瑞宝五種)」
「垂仁紀」、「三年の春弥生に、新羅王子の天日槍来帰り。持て来る物は、羽太の珠一箇・・、あわせて七物あり」

Aこの時、天日槍の襲来を危惧した伊和女王・伊和津姫は、明石邑から内陸部の宍粟邑に疎開して、伊和軍全てを大己貴に託していた。天照大神は下照姫をそこに送りつけた上で、天日槍に向かって、
「大己貴征伐の暁には、宍粟邑から瀬戸内海に至る揖保川沿いを思いのままにしてよいぞ」
と確約して戦をけしかけたのだ。天日槍はこの約定を引き受けた証しとして、無用化した瑞宝五種を天照大神に差し出してから、播磨に舞い戻って揖保川河口の砂洲に奇襲上陸した。
播磨平野での前哨戦は、揖保郡や神崎郡で勝負が二転三転するほどの激戦だった。
『播磨国風土記』、「粳岡は、伊和大神(大己貴)と天日桙命と二はしらの神、各軍を発して相戦いましき。・・八千軍と云う所以は、天日桙命軍、八千在りき」
B天日槍の騎馬軍団は播磨平野を席巻して宍粟邑に押し寄せたが、大己貴の奇策にあって無残なまでに敗北した。結果、大己貴は日隈神宝も騎馬軍団も手にして、八千戈と名のった。
『日本書紀』、「大国主神、またの名は大物主神、または国作りの大己貴命と号す。・・または八千戈神と曰す」
【庭田神社の縁起】(宍粟郡一宮町)、「敵将は牛に乗せられ、村中を引き回された。大己貴は日矛・日の鏡など日隈八神宝と甲兵八千を手にして八千戈と名のり、庭田の地で大いに祝杯をあげた」


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