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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え40〈熊曾(熊襲)〉2

<<   作成日時 : 2014/10/02 06:53   >>

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‥‥熊曾(熊襲)→楚の渡来人と熊族が合体して倭国に従属し、南九州に割拠
同時に倭一門の日隈(熊野家)と推戴して、天之国の天神を護衛
伊奘諾は、日隈を日前(ひのまえ)と吹聴
C前三世紀後半、つまり朝鮮半島から渡来した韓勢が天之国と一緒に倭国王朝を共立した頃、火神を尊ぶ楚の王族や、長江中流域の苗族・山東の東夷・淮水周辺の淮夷らが大河を利用して江南に群れ集まってきた。その一部が東の海上に漕ぎ出して薩摩半島に至った模様だ。
そこから海岸沿いに北進した一派は、たちまち火神の勢力や熊族に組み込まれてしまった。
「楚世家」、「楚の君の先祖は、熊の化身とされる黄帝の孫から出た。五帝期の重黎は火の正(おさ)を業(つとめ)て大きな功績を上げ、(夜の)天下を火の光で明るくしたことで祝融なる誉ある称号を賜った。弟の呉回がその職と称号を引き継ぎ、その末裔が殷の頃から名前に熊の字を添えるようになった。
周の時代に、成王は文王・武王のために献身的に仕えてきた臣下らの末裔を高位に就けたが、武王に尽くした熊麗や熊狂の末裔も、楚の蛮族の地で子爵に封じられて丹陽に住むこととなった」

☆この地方では、春秋から戦国期初めにかけて、製鉄技術が飛躍的に発達して鉄製の武器が盛んに造られてきた。製鉄は楚の地で興り、鉄を鋼鉄にたたき上げる技術は呉越で開発されたともいう。
☆前二二三年、楚が秦に破れ去ったことで、精錬や製鉄の技術を携える集団が日本列島に流れ込むらしい。その中には、苗族や夷の伝統に凝り固まった人らが多数いたはずだ。その証拠かどうか、『令義解』は、「肥人・阿麻弥人・隼人は夷人」と伝える。
D倭は東方に領土が広がると、日高と天(厳)からなる分家・日隈家を興して都近くに侍らせ、これに倭王である日の神の警護とともに、熊本平野以南の開拓も背負わせてきた。そうした上で、これら三家による支配体制に切り替えた。その際、日隈王に玉飾りのついた銅矛、瓊矛(沼矛)を授与して、
「王朝を守護する時以外は、いかなる理由があろうとも戦さをしかけるでない。矛を逆さに持ったままで動くでない」と厳命していた。
日隈は本家より一段低い家格に置かれたが、日高や天(厳)の称える周王朝より古の周にならって熊を崇拝動物としたり、日の神を真っ先に祀るなどして周の末裔に成りきる努力を重ねてきた。
熊本平野に移り住んだ日隈は在郷の熊族を丸ごと抱え込むことで、熊族が縄文期から奉じてきた神宝、日の鏡・熊の神籬・葉細の玉などを譲り受け、日隈神宝として奉ってきた。こうした経緯から、日隈は熊野家とも日隅とも呼ばれた。瓊矛も逆矛(さかほこ)の名で知れ渡っていた。
Eその後、豊葦原中つ国王朝や伊都国王朝に移り変わった。
F一世紀前半に興った倭奴国王朝は、葦原中つ国の意向に沿って筑紫島を天領と定めると同時に、越オロチ族の採用した九州制を廃して天地四方からなる統治に切り替えた。
即ち、北の筑紫国、東の豊国、西の肥(日)国、南の熊襲(曾)国に再編したのだ。その結果、日隈本家は親衛役に返り咲いただけでなく、従前どおり王朝の一翼を担って熊曾も治めた。
G伊奘諾は、先祖祭祀の場で日高や豊国の座を左右や背後に押しやり、自ら祭壇前(日前)に陣取って祭祀を取り仕切った。ついで日前と言いふらしたり、日神のごとく振舞ったりした。これに対し、身内の倭族ですら、
「昨今、日前に居座っている家格は、『ひのくま』でしかない」と陰口を叩いて、日前(ひのくま)呼ばわりした。
☆日隈(熊野家)の主な支配地としては、南九州の熊襲(曾)国、出雲の天狗山(古代の熊野山)周辺、紀伊半島の熊野村がある。
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