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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え59〈大己貴(大国主)の国譲り〉1

<<   作成日時 : 2014/10/24 06:40   >>

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‥‥大己貴(大国主)の国譲り→天神の御子に国譲りする誓約は、玉虫色
高皇産霊→孫子の兵法極意を達成
@武甕槌はこの言葉を聞くなり美保岬に使いを遣り、力ずくで八重事代主を連れ戻してきた。そして、大己貴の時と同様に荒々しい文句を八重事代主にぶっつけた。すると、八重事代主はいとも簡単に応じてきた。
「恐(かしこ)し。この国は天つ神の御子に立奉(たてまつ)らむ」
この時の武甕槌は、葦原中つ国が天神の御子・忍穂耳に譲られるものとばかり思っていた。それでも念のためと思って、「ほかに、意見を言う者はおるのか」と大己貴に問うた。すると、彼は答えた。
「もう一人います。私の子供で、全軍を統率する建御名方(たけみなかた)です」
そうこうしている内に、建御名方は千余の手勢とともに押しかけて来て、こう言い放った。
「国を返せと言うのなら、力ずくで決着をつけようではないか。こちらの力のほどを見せてやる」
この言葉は、たちまち血で血を洗う白兵戦と化した。戦いたけなわとなった頃、東から三輪オロチの大軍が群がり出てきて、勝負はたちどころに決した。建御名方はあちこち逃げ走って姫川上流へ、ついで信濃盆地に逃げ込んだ。諏訪湖の辺に追い詰められた彼は、両手をついて命乞いまでした。
「恐れ入りました。どうか私を殺さないで下さい。諏訪から、一歩も外には参りません。父の大己貴にも背きません。八重事代主の命にも従います。国譲りする件につきましては、何ら異存を申しません。天神の御子の意のままに献上します」
A武甕槌は出雲に舞い戻ると、再び大己貴を呼びつけて尋ねた。
「お前の児の八重事代主も建御名方も、天神の御子に国譲りすると言っておるぞ。お前はどうなんだ」
大己貴もついに観念して日の像の鏡を差し出しつつ、平謝りした。
「葦原中つ国はもちろんのこと、吉備・播磨に至るまでそっくり譲り渡します。ゆくゆくは、私の住処のあった所に天神の御子の住みたまう御殿をお建てになり、この葦原中つ国を統治なさいませ。
さすれば、私めは敷地の片隅にある熊手のごときあばら家にこもって、慎ましく暮らしております。
私に代わって、児の八重事代主があなた様の露払い・殿となってお仕えすれば、私に従った百八十余の豪族らもよもや背きますまい。
ところで、火神の厳香具土・厳香具雷(共に豊葦原中つ国中興の祖)・火軻遇突智、それに火天神の神皇産霊・天鹿児山ら五柱をこの国挙げてお祀りする節には、太い柱と高い千木を備えた天にも聳える火神の高殿をここにお建てください。さすれば、私めは豊葦原中つ国の儀礼に則って、日ごと五柱の冥福をお祈り申し上げております」
と服従を誓った。ついで日矛、日の鏡など日隈神宝をしぶしぶ差し出しながら、
「日矛や日隈の威光を振りかざすことで、葦原中つ国を隅々まで平定できました。天神の御子もこれでお治めになると、出雲日隈もおとなしくなることでしょう」
と言いつつも、熊野姓でありたい気持ちをありありと顔に出していた。
以後、高皇産霊は兵法極意を達成し、大己貴に国譲りさせたとして英雄視された。それでも彼はこの偉業に奢るどころか、祖霊の威光による賜物と感謝するばかりで、日ごと檜御柱と磐座の前に跪いてはお礼の言葉を申し述べていた。

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