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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え60〈大己貴(大国主)の国譲り〉2

<<   作成日時 : 2014/10/25 06:41   >>

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‥‥その後の大己貴→日隅宮に引きこもって、高殿の火天神の神皇産霊・天鹿児山らを祭祀
彦火明の妃選び(縁結び)に奔走し、三輪大物主の家督相続を拝命
Bその後、経津主と武甕槌は津々浦々まで駆け巡って残敵を平らげると、大己貴を連れて高千穂宮に凱旋した。そこでの二人は、日神と高皇産霊に日矛・日の鏡など日隈神宝、それに日の像の鏡を奉ってから、葦原中つ国平定のてん末を事細かに奏上していた。その奏上中に、日神は大己貴の国譲り時の言動を耳にするや、そっけなく命じた。
「大己貴は天照大神の家系に入るのです」
ところが、隣の高皇産霊は彼の望みも叶えてやろうと、横から口を挟んできた。
「お前の住家には、雨漏りなどせぬよう屋根に厚い茅を葺き、入口の上には楮(こうぞ)で作った太くて長い注連縄も張りつけなさい。そして陰ながら、そこを天日隅(ひすみ)宮と名づけ、熊野櫛御気野を日隈の神として、ついで佐太国の大穴持を水神として奉るように。また大己貴の希望通り、天孫の一人に葦原中つ国を治めさせるとしよう。その敷地には、五柱を祀る高殿を建立させる。その柱は太くて長い木を選りすぐり、貼り板も厚くて広巾のものを選ばせる。いずれ、天穂日を司祭者として送り込む所存だ」
この言は、大己貴が内々に熊野姓を語っても差支えない、と言っているに等しい。
Cこの間、大己貴は日神と高皇産霊に平身低頭しながら不義だったことを詫びるとともに、心から服する態度をとっていた。その真心を見て取った二神は、次期大物主の位を大己貴に譲ることまで約束していた。こうすることで、両家の争う火種が自然と消滅するからだ。
これにも感激した大己貴は、頼りがいのある高皇産霊にもっと尽くしたいと念じたのか、
「何事も仰せのごとくに従います。この機会に、彦火明の養育に加えて、妃を推挙する役目もお命じください。星のごとくきらめく姫君の中から、家柄も才気も兼ね備えた妃を選りすぐってみせましょうぞ」
と願い出た。大己貴が彦火明の妃選定まで買って出たのは、高皇産霊と彦火明に終生仕えると誓ったに等しい。だが、その心の内は彦火明を倭王に立てる道筋をつけた上で、高皇産霊の懐に飛び込むことにあった。そうまで考えなかった日神と高皇産霊は、彼の言葉を鵜呑みにして命じた。
「我が孫、彦火明を養育せよ。八十万の神々を率いて、ひたぶる皇孫のために護り奉れ」
D暫らくすると、日神は素戔嗚や大己貴に対して、次の詔を降すことになった。
一、素戔嗚は、葦原中つ国の家督を猿田彦の児に譲る手はずを済ませておくように。
一、大己貴は伊和大神も兼ねて、我が孫の養育に励め。いずれ大物主の跡を継がせる。
その後、高千穂宮での奏上を済ませた大己貴は、出雲へ向かった。その跡を追いかけるようにして、彦火明一行が太陽のごとく光輝く鏡を王船の帆柱に掲げながら、出雲稲佐の湊に入ってきた。
やがて、多芸志浜(たぎしのはま、大社町)に雲に届くような木組みが立ち上がった。天日隅宮でも祭殿がほぼ完成して、水天神だった天照大神御霊が熊野櫛御気野・大穴持の名で祭祀できる状態に至っていた。
『古語拾遺』、「大己貴神〔一の名は大物主神。一の名は大国主神。・・大和国城上郡大三輪神是なり。〕」

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