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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え44〈五皇子と三皇女の交換〉

<<   作成日時 : 2014/10/08 06:31   >>

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‥‥五皇子と三皇女の交換→女系相続から男系相続に方針転換
@その後は、日神が天宮の主となった。すると十握剣を引っ下げた素戔嗚が、「天照大御神にとくと説明してから根の堅州国に参ろう」と決意するなり、荒武者どもを引き連れながら、大地を震わす勢いで日神の所に向かって来た。日神はその騒々しさに驚いたあまり、
「弟が私に会いに来る理由は、善意からではなかろう。私の国を奪い取るつもりだ」
と早合点して武者姿に着替えるや、まるで仁王が弓を構えたような格好までして大声を張り上げた。
「父上が命令した国に行こうともせず、何故に、やってきたのです」
これに対して、素戔嗚が、
「反逆する気など、ありません。父上に対して、『妣の国、根の堅州国に行きたいのです』と答えると、父上は「この宮に住んではならぬ」と言って、根の堅州国へ追放を命じられた。倭奴国王朝の建て直しに、早く取りかかりたいと思っておりますが、その前に、日隈の再興を果たすのが一番の近道とする考えに、変わりはありません。
近頃では、オロチどもが出雲中を荒らし回っていると聞きます。この機会に、オロチ退治に向かいます。お別れがてら、参上しただけです」
と答えると、日神はようやく事の次第が呑み込めたのか、
「それなら、この宮に住んではならぬ」
と言って遅ればせながら追放しにかかった。素戔嗚はこの言葉をさえぎって、
「先にも申し上げたとおり、熊野櫛御気野となって妣の国に赴きたい事情について、姉上に申し上げるつもりで参上したのです。二心など、ありません」
と再び弁明すると、日神はこの言葉を疑いつつ尋ねてきた。
「そう心移りしたのであれば、十握剣も天(水)軍も召し上げる他はない。それでも忠義を尽くしたいと望むなら、熊野櫛御気野の名を与えもするが、その潔白な心は、どう立証できるのです」
素戔嗚は、これにはきっぱりとした口調で答えた。
「姉上が兼ねがね仰せだったように、天神の御子である五皇子が誰の子であれば最良なのか、今一度ご先祖に決めていただきましょう。姉上の望み通りの占い結果が出れば、私は姉上の下で生涯働き通して、忠義を尽くす以外にありません。熊野櫛御気野の名については、豊葦原中つ国を建て直して天神の御子に国譲りできる状態にもって行ってから、頂戴することに決めました」
A日神はこの言葉を信じて、田心姫・市杵嶋姫・湍津姫を手放した。素戔嗚も忍穂耳・天穂日・熊野クス日ら五皇子を差し出した。暫くすると、重臣の密議による裁定が占い結果として、日神から素戔嗚に告げられた。
「五皇子は私の児、三皇女はそろって素戔嗚の養女に入っておれ、との占い結果でした。ついで素戔嗚がこの宮に留まっているように、とのお告げまでありました」
 この交換は、日神にとっても素戔嗚にとっても好都合だった。日神は跡を継ぐべき嫡流の姫君が途切れたことで、三皇女を跡継に立てて女系を維持しようか、それとも忍穂耳を日の神に立てて男系に切り替えようかと思案していた矢先だったから、この皇子を抱き上げるなり、
「勝った、勝った。私は勝った。忍穂耳もその名の通り、火天神と語る天鹿児山を力で押さえ込むに決まっている」
と叫んでしまった。この時の彼女は、万人を等しく慈しむという天神の立場を丸っきり忘れていた。一方の素戔嗚も、
「宗像家の三皇女とともに水軍まで頂戴できたのは、願ってもないことです。これで、豊葦原中つ国の女王にふさわしい姫君を手にすることができました。この勝負は私の勝ちです」
と誇らしげに叫んでいた。
☆その後、素戔嗚はこうも考えた。「熊野クス日だけでは心もとない。日隈再興を願う鏡と共に日隈神宝も賜っておくべきだ」

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