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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え71〈天御舎/日隅宮・杵築大社・出雲大社〉

<<   作成日時 : 2014/11/22 07:17   >>

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‥‥天御舎(みあらか)/日隅宮・杵築大社・出雲大社→天御舎は、月神・火天神・火神を奉る高殿
熊野櫛御気野と大穴持を祀った日隅宮→高殿を奉る斎宮
杵築大社(〓日隅宮)→高殿が平安期に倒壊すると、出雲大社に発展
@国学者の本居宣長が「玉勝間」で紹介した金輪造営図に、平安時代の高殿が描かれている。それは丸太三本を金属の輪で束ねた柱九本を田の字形に配置した平面図で、高殿の高さは十六丈(約四十八b)、階段長さは一町もあったとされる。
☆天穂日末裔の千家家には、平安期の高殿を描いた金輪造営図の原本が伝わる。言い伝えでは、本殿の高さは現在の二倍、十六丈もあったという。
☆平安時代の口遊に、「雲太(うんた)、和二(わに)、京三」と詠われたことで分かるように、当時、一番高い建物は出雲の社、二に奈良の大仏殿、ついで京の大極殿だった。
☆メソポタミアのシュメール人も首都ウルに長い階段を備えた拝火教の神殿を設けて、月神と祖霊を合わせ祀った。
Aこの高殿と日隅宮は、その後どうなったのか。これと出雲大社との関係はどうなのか。これについてこう考えた。
「平安時代の末期まで、高殿では月神とともに火神の厳香具土・厳香具雷・火軻遇突智、それに火天神の神皇産霊・天鹿児山ら五柱の祭祀が久しく続いてきた。大己貴が庵を構えた日隅宮でも、熊野櫛御気野と大穴持(大己貴)が密かに祀られていた。
ところが金輪造営図が描かれた直後、この高殿は地震で全壊して再建もまま成らなかったことで、五柱の祭祀も途絶えてしまった。その後は、日隅宮が本殿に成り代わる形で発展した」
☆出雲大社の本殿中央には心の御柱と呼ばれる直径一bほどの短い柱が鎮座する。それはかつての高殿の柱の一部であるらしく、日隅宮が高殿を祀っていた名残ではないか。更にいうと、大社の正面が西に面するのは、月が昇ってくる時にあわせて、月神・火神ら五柱をあわせ祀ったからではないか。
☆平成十二年、出雲大社の境内から直径一・三bの柱を三本も抱き合わせた巨大な柱根が発見された。
B日隅宮が出雲大社に発展する過程で、当初の祭神・熊野櫛御気野(天照大神)と大穴持は、中世になると熊野櫛御気野(素戔嗚)・大穴持(大己貴)へ、近世には大穴持(大己貴)へ、今日では大国主大神へ移り替わった。いずれが正しいのかは、以下と照合しながら推察して頂きたい。
一、出雲大社が背黒海蛇を神の使いとすること。
一、『出雲国風土記』は杵築大社について、「伊奘諾の真名子(まなこ)熊野櫛御気野、国造りましし大穴持との二所の大神を祀る」と記す。
一、杵築大社は、かつて八百丹杵築宮と呼ばれてきた。その意味は、「多くの国つ神が寄り集まる宮」だという。
☆『令集解』も、「天つ神とは伊勢、山城鴨、住吉、出雲国造が斎く祀る神たち、国つ神とは大神、大倭、葛城鴨、出雲大穴持(大己貴)たち」と記して、素戔嗚は天つ神、大穴持(大己貴)は国つ神とされる。ちなみに、大神、大倭、葛城鴨、大穴持(大己貴)らの国つ神は、いずれも日神に降った勢力だ。
☆かつて出雲国造が代替わりする際には、皇室における天津日継と似た神火相続(おひつぎ)式なる重要儀式がとり行われた。それは、出雲国造が神器とする火きり杵と火きり臼で聖火をおこすことに始まった。この儀式の名や有り様は、火神祭祀そのものだ。
ここから、高殿で続いてきた豊葦原中つ国本来の祭祀、即ち水神の葦原家・土の神の中つ国が豊系の火神を奉った形が垣間見える。
☆ところが、出雲大社が祭神としてきた熊野櫛御気野・大穴持・素戔嗚・大己貴・大国主大神らは、いずれも火神でない御仁ばかりで、かつての高殿の祭祀とはつながらない。

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