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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え73〈女王ヒミコ〉2

<<   作成日時 : 2014/11/24 06:56   >>

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‥‥豪族たちに八咫鏡を配布→自身の御霊として拝ませる。
Cその後のヒミコは、大物主と大己貴の言に耳を傾けることが多くなった。果てには、「夫の掲げてきた神国・常世づくりを仕上げてみせよう」と言い切るまでになった。これに満悦した両人は、
「この際、火瓊瓊杵の祭器を取り上げてしまおう」という欲まで出していた。
この状況下で、新しい祭祀の形、つまりヒミコの手による先祖祭祀が図られた。
何ヶ月かすると、特使が火瓊瓊杵の許にやって来て、こう告げた。
一、女王は、檜御柱・十握剣・天叢雲剣でもって、夫の御霊を日の神・高皇産霊として、ついで水の神・天照大神として祭祀する。
一、豊受姫、日の神宮司の天児屋、石凝姥らは、急ぎヒミコの許に参内せよ。
暫くすると、豊受姫らが天叢雲剣・日矛を奉じながら、宮津経由で都に馳せ参じてきた。ヒミコは豊受姫に見えるや、
「私に代わって、亡き夫の豊受大神御霊を丹後で祭祀してほしい」
と頼み入れた。石凝姥に対しても、
「真経津鏡と同類の鏡(これも八咫鏡と呼ぶ)を即位式までに量産せよ」と命じていた。
火瓊瓊杵はこの時になって初めて、自身の持つ八咫鏡が天璽でないと知った。しかも、天璽の剣まで取り上げられることに憤慨したが、天孫として日神に仕えることを誓ってきた彼は、ヒミコに逆らうことだけは避けた。その結果、日神と高皇産霊の祭器については日前鏡と檜御柱のみで済ませ、日の宮司についても、太玉(斎部氏の祖)による祭祀で我慢した。
Dさらに月日が経って即位式が間近に迫ってくると、火瓊瓊杵が南国から駆けつけて来た。式の当日には、紀伊の五十猛を初め、西海・出雲・吉備・近畿・北陸・東海の豪族らが一人残らず参集してきた。ヒミコはその晴れの舞台で、将来の国のかたちについて、こう披露してみせた。
一、大神家は大倭家に代わって、筆頭職に就け。大倭家は従前の職を辞して、市や交易の監督、租賦の収納、邸閣の管理に専念せよ。
一、日子(蛭児)は、八重事代主ともども大倭家をして市を監督・繁盛せしめること。
一、日高見の天火明は東勢の上に立ち、日前の後詰となれ。いずれ大倭大国玉を兼ねさせる。
一、日前の火瓊瓊杵は、身の安全や邪馬台国との連携を優先して、日向の妻(西都市妻)に移れ。
一、大己貴は大神(おおみわ)大物主となって天火明に仕え、天下の国づくりに励め。
ついでヒミコは、新造した八咫鏡を豪族らに一枚ずつ授けて、
「これには、呉の太白・夫差につながる天之国一門に対して、また夏后帝小康や越王勾践の流れを汲む越オロチ族に対しても、心を一つにして国づくりに励むように、との願いが込められている。
皆は国許に戻ったなら、これを祭壇中央に飾って祖霊と共に祀れ。この鏡に対しては、私に面するごとく振舞え」
と命じて、それまでの領国を安堵した。その直後に、天日槍(五十猛)は日矛、日の鏡など熊野家神宝を賜り、熊野家本家の跡継に昇ったとして紹介された。以後、五十猛率いる熊野家については、熊と記すこともある。熊襲と呼ばれる日前や日隈とは、はっきり区別しておきたい。
こうして、東西の二朝は大倭に統一王朝をうち立てた。大己貴は大神大物主となって、この王朝づくりに東奔西走することで、大穴持と同じく天下造りし大己貴命として賞賛された。

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