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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え66〈火瓊瓊杵の降臨〉3

<<   作成日時 : 2014/11/15 06:48   >>

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‥‥火瓊瓊杵→日矛も賜って降臨
Dさて出立準備が整うと、火瓊瓊杵は猿田彦と天鈿女を先頭に押し立て、続いて天忍日に天鹿児弓・羽羽矢を奉祭させながら、意気揚々と天宮から降り発った。そうこうする中に、霧島連峰の麓に到っていた。
火瓊瓊杵はその西に聳える高千穂峰の頂きに登り、呉の国があると思しき西の彼方に、ついで女神大山祇神や小千族が踏ん張る南方に長らく目をやっていた。その際、南蛮船の襲来する場所が開聞岳から野間崎の間と見定めたのか、最前線に打って出て采配したいと言い出した。
『日本書紀』、「高皇産霊尊、(天津彦国照彦火瓊瓊杵を)降し奉る。時に、天忍日尊、・・手には天梔(はじ)弓(くちなしの木で作った弓)・天羽羽矢を捉り・・天孫の前に立ちて遊行(ゆ)き降来(くだ)りて、日向の襲の高千穂の槵日(くしひ)の二上峯の天浮橋に到りて・・」
Eそこで、一行はどの国にも属さない牛の背のような尾根を南へ渡り歩きながら、時おり海岸線に目をやっては敵が上陸してきそうな入り江や浜辺を丹念に調べていた。
その後も尾根を渡り歩いて南下し、東シナ海に面する砂丘に出た。そこは延々四十`bも続く吹上浜だった。その北方に、野間半島が東シナ海に突き出ていて、その先端に野間岳(標高五九一b)が聳えていた。この辺りは吾田の笠沙(笠沙町)と呼ばれていた。
野間岳の山頂に立った火瓊瓊杵は、そこでも呉の辺りに見入っていた。ついで女神大山祇神や小千族の在所に目をやって陣立てのほどを確かめてみた。すると、双方とも敵が上陸しそう所にきっちりと布陣していた。とりわけ坊津は、彼らの先祖・越のオロチ族が怒涛の如く押し寄せてきた入り江だったから、呉の艦隊がここをめざしてくる可能性はすこぶる高いと思われた。
ついで火瓊瓊杵は、吹上浜北方に聳える長屋山(標高五一三b)に登り、その頂きから都に相応しい土地をあちこちと探し求めた。
その結果、長屋山東麓の舞敷野(もしきの、加世田市)に笠沙宮が置かれることになった。言うところの吹上浜の御所だ。地元の伝説でも舞敷野に笠沙宮があったとし、そこには今、笠沙宮跡の石碑も建つ。
Fある時、火瓊瓊杵は笠沙の都で麗しい乙女、木花開耶(このはなさくや)姫に出会って思わず声をかけた。
「あなたを妻にしたいと思うが、どうだろうか」
「私からはご返事致しかねます。両親がご返事申し上げるでしょう」
と乙女は答えた。火瓊瓊杵がその両親に使者を遣って返事を求めると、女神大山衹神と夫の事勝国勝(婿養子、伊奘諾の児)は、姉の石長姫(いわながひめ、伊和族からきた養女)も添えて嫁がせたいと申し送ってきた。
その後、火瓊瓊杵は石長姫が大乱の引き金を引く伊和族と知って親元に送り返し、開耶姫だけと一夜を共にした。女神大山衹神は石長姫が送り返されたことで、火瓊瓊杵にこう申し送ってきた。
「娘二人を差し上げたには、理由があります。石長姫を遣わしたのは、伊和一門の力添えを得て、天神の御子の御世が千代に八千代に続きますようにと、また開耶姫を遣わしたのは大山衹家ともども花の咲きほこるごとく栄えますようにと、御子の栄華を祈ってのことでした」
このことがあって一年足らずの間、火瓊瓊杵と木花開耶姫の仲は気まずくなってしまった。

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