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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え68〈薩摩吾田に降った理由〉

<<   作成日時 : 2014/11/17 07:12   >>

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‥‥薩摩吾田に降った理由
天照大神がわが児の命を奪った十握剣を自身の御魂・経津御魂と銘打って武甕槌に授与し、葦原中つ国平定に向かわせた理由。
火瓊瓊杵が天照大神の天璽だった天叢雲剣を賜る理由
@葦原中つ国に降って行くはずの火瓊瓊杵は、逆方向の薩摩吾田に到った。この筋書は、どう考えても納得の行くものではない。何故に、彼は南国に天降るのか。
今一つ、不可解なことがある。それは日神の夫とは言え、義父に叛いて天下を覆した天照大神がわざわざ高千穂宮にやって来て高皇産霊とも経津主とも称しながら、妻の助太刀に回ることだ。
振り返えると、素戔嗚が十握剣で斬りつけた八俣の大蛇は、天照大神・天鹿児山(天羽羽)の親子だった。その折、天鹿児山はその場で絶命し、天照大神は命からがら脱出して、孫の日子坐王の治める丹後へ落ちて行った。彼はこれがもとで、天神の位も倭王の位も失する羽目になった。
このことから、十握剣は天羽羽斬りの剣と呼ばれたのである。
その後、素戔嗚は十握剣に天照大神親子の天璽(天叢雲剣と天鹿児弓・羽羽矢)も添えて、日神の許に送り届けた。
その天照大神がなぜ、十握剣を自身の御魂(経津御魂)と銘打って武甕槌に授与し、葦原中つ国平定に遣ったのか。火瓊瓊杵に対しても、素戔嗚に召し取られた自身の天璽・天叢雲剣を添え与えて降臨させるのか。どちらも不可解と言う他はない。
A今一度、大局から眺めて考えてみよう。元来、十握剣は王朝守護を託された鉄剣であったから、武甕槌がこれを賜って葦原中つ国平定に向かったには、それなりの大義があったはずだ。ここを起点にして考えて行くと、以下の結論にたどり着いた次第だ。
★この時期、つまり二二〇年代になると、呉は赤壁で魏を破った勢いに乗り、海沿いに北上した。同じ頃、遼東の公孫氏も朝鮮半島に楽浪郡を開き、続いて帯方郡を開拓しにかかった。その際に韓や濊を討ったことで、韓は燕に帰属したとされる。
★日神も天照大神も、内輪もめばかりしていると、南北の外敵に国を乗っ取られかねないと危惧したはずだ。現に二三三年、公孫氏と組んだ呉が兵一万を遼東に送り、北から魏に攻め込もうとしたほどだ。
★この外敵から国土を守るには、国内の命令系統を一本化し、国を挙げた防衛体制を築くのが急務であった。
Bその最善策として、日神と天照大神は結束して、遼東勢に備えるべく葦原中つ国平定に乗り出し、ついで呉軍来襲に備えて薩摩に最強軍団を常駐させると決したのだった。
この国策の下に、天孫の一人が大倭に陣取りながら出雲周辺の守備にあたる一方、もう一人の天孫が天照大神の名代として薩摩に布陣することになった模様だ。つまり、天叢雲剣は天照大神の神像だったというわけだ。
これで、国を挙げた国防計画も、天孫二人の役割分担も万事決まった。こと有事に至ると、国内はたちまち結束するものらしい。
☆この少し前、大己貴が天孫火明を養子に貰い、播磨で帝王教育に励んでいたのは前述した。
Cそこで日神は、火瓊瓊杵に大倭降臨を詔したのである。
思惑通りに事が進むと、火瓊瓊杵は日高勢を連れて大倭に天降ることになる。当然、彼は日高の家中に潜り込んだ日隈勢をこぞって連れて行き、そこで日隈・日前・熊野家の再興を図るだろう。
そうなると、大己貴は天火明に随伴して薩摩に天降る他はない。三輪氏も日隈にとことんいびられる上に、大乱時のしっぺ返しを喰らうか、薩摩に国替えされる恐れがあった。
D大己貴と三輪大物主が命がけで猛反対して策謀をめぐらせたのは、自然の成り行きといえる。

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