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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え118〈吉備・出雲の征伐〉2

<<   作成日時 : 2015/01/15 06:42   >>

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Dその残党は海を渡った讃岐に逃げ込み、女木島(高松市沖)を根城にして徹底抗戦を叫んでいた。吉備津彦の軍勢がこれを追って讃岐平野を進撃すると、讃岐の猿王、雉ケ谷の豪族、それに海戦と山岳戦に長ける犬島(岡山市)の犬飼氏が参軍してきた。
吉備津彦が彼らと共に高松に迫ると、女木島にこもる残党はいつの間にやら姿をくらましていた。
こうして磐余彦は、笠岡から児島湾に浮かぶ高島(岡山市)に仮宮を進めた。その島の磐座と呼ばれる巨石の上には、高島神社が鎮座して神武天皇を祀っている。
ついで磐余彦は岡山平野から旭川・吉井川の上流域まで制圧すると、仮宮をさらに東に進めて、そこも高島宮と名づけた。その地は、岡山駅東の高島辺りとされる。
E磐余彦が吉備・四国をくまなく平定できたのは、二九〇年代中頃らしい。
彼は次の標的を葦原中つ国に絞ると同時に、従来の方針を変更した。
『出雲タケルは建御名方と同じ考えの持主だ。いっそのこと、殺してしまえ』
彼はこう決断するや、大掛かりな遠征軍を編成して日本武を総大将に、武甕雷と吉備津彦を副官に任じて出雲へ向かわせた。
日本武は中国山地を抜け、山陰道を西へひた走って出雲平野に乗り込むと、友達を装って出雲タケルを止屋の淵(出雲市)に連れ出し、『一緒に水浴びしよう』と川に誘い入れた。
その直後、日本武は岸に這い上がって、弟の刀を手にして襲いかかった。出雲タケルは日本武の刀を取って応戦したが、これが木刀だったために斬り殺された」
★「景行記」、「倭建(日本武)は出雲タケルを殺そうと出雲にやって来て、友達の振りをしながら近づいた。あるとき、倭建は偽刀(木刀)を腰に差して斐伊川の辺まで来ると、出雲タケルに、『一緒に水浴びしよう』と言って河に誘い入れた。その直後に河から這い上り、突然出雲タケルの刀を取って勝負を挑んだ。出雲タケルは偽刀を持って応戦したが斬り殺された。これが歌に読まれた。
出雲タケルがはける刀 つづらさわ巻き さ身なしにあわれ
★「崇神紀」、「崇神は出雲に納めてある神宝を見たい」と言って、出雲に使者を遣った。この時、神宝を管理していた兄の出雲振根は筑紫国に出向いていたので、弟の出雲タケルが代わりに皇命を受けて使者に神宝を手渡した。兄は筑紫から帰ると、弟を責めた。
「数日、待つべきであった。何を恐れてたやすく神宝を渡してしまったのか」
それから数年経ったが、兄はなおも恨みと怒りが頭から去らず、弟を殺そうと思い立った。そこで兄は弟を欺くつもりで、
「この頃、止屋の淵に水草が生い茂っている。一緒に見に行ってほしい」と声をかけた。弟は兄について行った。この時、兄は木刀を差し、弟は本物の刀を差していた。兄は、立ち止まって言った。
「水がきれいだ。一緒に水浴びしようか」
二人は河に入った。ところが、兄は先に岸に這い上がるや本物の刀を手に取り、弟に襲いかかった。驚いた弟は木刀を手にして応戦したが、斬られてしまった。時の人はこれを歌に詠んだ。
出雲タケルが佩ける太刀 つづらさわ巻き さ身なしにあわれ
ここで、考えて戴きたい。日本武と崇神が同じ説話を共有するのは、同時代に生きた証拠ではないのか。
【神原神社古墳】(島根県加茂町)、斐伊川の支流、赤川岸に築かれた一辺三○b、高さ六bの方墳で、石室内に景初三年銘の三角縁神獣鏡・素環頭大刀一・大刀一・鉄剣一・ヤリガンナ・斧と共に朱が残されていた。
【普段寺古墳】(鳥取県会見町)、一号墳は全長二三b、高さ二bの前方後方墳で、丘陵上にある。布片の付着した三角縁神獣鏡一・剣一・管玉一が出た。四世紀の築造らしき二号墳からは、三角縁神獣鏡一・土師器片が出た。

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