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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え106〈磐余彦の東征仕度〉

<<   作成日時 : 2015/01/02 06:52   >>

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‥‥磐余彦の東征仕度→手柄に見合う墓の基準、日神に見えて再来できる八咫鏡の量産
磐余彦の八咫鏡→葬送用の三角縁神獣鏡(ヒミコの八咫鏡→祝いの三角縁神獣鏡)
Bこの時代、日本が直々に支配した戸数は七万戸、和のそれは五万戸ほどで、数の上では拮抗していたが、日本側には東海・北陸・吉備・出雲などが挙って味方したから、双方の集め得る兵数には大きな開きができ、勝負はこれで決したかのように見えた。
だが、兵法に明るい磐余彦は天下武威の戦では、数よりも戦略、戦略よりも戦いの大義が事を決すると見て、数で勝負の決まる決戦を避けて局地戦に徹するつもりでいた。そこでの勝敗も兵卒の士気如何で決することから、将兵たちにこう説いてきた。
「我々の願いは、天下を一つにまとめて日神と高皇産霊を日天神としてお祀りし、徳と真ごころ、正義の心を第一とする国をうち立てることにある。当方が劣勢な間は決戦を避けて、挟撃・奇襲・背面攻撃・遊撃戦でもって敵を翻弄しつつ、我が主張を押し広めることだ。さすれば、敵中の日和見勢や良識派が日本に愛想を尽かせてなびいて来る。それまでは、敵と真正面からぶつかるでない」
磐余彦はこれと並行して、常世づくりに力を注いできた。東征では相当数の戦死者が出るから、死者をねんごろに弔って常世に送る手立てが欠かせない。彼はこの件でも、将兵たちに繰り返し告げていた。
「命を惜しまず手柄を立てよ。さすれば戦死しようとも、己の霊魂は祭器と共に天に昇って日神に謁見できる。魂の抜け出た亡骸であっても、祭器と共に常世たる古墳に寝静まっておれば、地上に蘇ることなど自由自在だ」
身分の低い男がこうした特権を許された上に、新しい国づくりまで吹き込まれたとあっては、命知らずで果敢な戦士に変貌する他はなかった。磐余彦はこのやり口で短期間に兵の士気を高め、死の恐怖を取り除き、勇猛な軍団を作りあげてきた。
C彼は将兵の手柄に見合った評価や基準、つまり墓の形や大きさ、葬送儀礼、さらに副葬品を決めるに際して、舜の行った封禅、成王や周公による郊祭、光武帝の遺勅、魏帝の想いをとことん調べた。その結果、周公による郊祭とともに、光武帝の遺勅に沿った祀り方が基本と考えるに至った。
政についても、孔子の尊んできた周公の政治や、光武帝の治世を模範と見なした上で、日神夫妻を皇祖皇宗に奉る儀礼、宗廟での祭祀、東征で散り逝く御魂の弔い方まで仔細に取り決めてきた。これに不可欠な八咫鏡については、呉から取り寄せる手はずを整えていた。
ところが二八○年に、呉が晋に滅ぼされたことで、呉の鏡作りは停滞したまま、回復する兆しもなかった。彼は銅鏡の入手が至難になったことで、一時は東征を断念しかけた。だが気を取り直して、自分の手元でこれを鋳造すれば良いと気づくと、高い地位や宝物を確約して呉の工人らを誘った。
☆中国の考古学者・王仲殊氏の説
「三角縁神獣鏡は、魏で造られたものではなく、魏と対立関係にある呉の系統を引くものであろう。しかし呉においても、中国大陸に置いても、三角縁神獣鏡は一面も出土していない。・・はっきり言えば、三角縁神獣鏡は呉の工匠たちが日本に渡って、製作したものだ。その証拠に、国分茶臼山古墳(大阪府柏原)や、大岩山古墳(滋賀県野洲町)の三角縁神獣鏡には、それぞれ次のような銘文がある。
『天下を浮遊して四海にあそぶ。青銅を用い海東に至る』、『君は高官にかない海東に至る』
中国で発見された大量の平縁神獣鏡や他の銅鏡の銘文には、『海東に至る』という銘文は見あたらない。この銘文こそ、中国の工人が日本に渡り、三角縁神獣鏡をつくった証だ」

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