『邪馬台(やまと)三国志』を検証してみよう

アクセスカウンタ

zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え142〈日本武の北伐〉3

<<   作成日時 : 2015/02/12 06:41   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

☆鹿島神宮が豊葦原中つ国を平定した武甕槌を祀ることは前述した。この神宮は同名のよしみなのか、大神武甕雷も合祀するらしい。これは、神宮に伝わる常陸帯神事からも見て取れる。
☆常陸帯神事とは、帯端に男女の名を書いてつき合わせることで、結婚相手を占う神事だ。『鹿島志』はこの帯が神功皇后の腹帯に由来するという。
☆神道が鹿を神聖視してきた歴史は、意外と古い。鹿島神宮の境内では、神鹿が飼われてきたし、奈良の春日大社も祭神の武甕槌命が鹿島から春日御蓋(みかさ)山に遷座する際、白鹿に乗ってやって来たとして鹿を放し飼いにする。志賀(しか)島の志賀海(しかうみ)神社も、鹿の骨を大量に保存してきた。
D日本武はそこから船に乗って北上を続けた。船は多賀浜(宮城県)の沖あいに至ると、船先に草薙剣と大きな鏡を高々と掲げながら松島湾から塩竃湊へと進んだ。
遠くからこれを眺めていた日高見勢はその剣に目をやるなり、急に体を震わせて怖じけづき、戦う気力まで無くしてしまった。皆の目には、それが天璽の剣と映ったからだ。彼らは一斉に弓矢を放り出して地面に頭をこすりつけるや、大声を出して尋ねた。
「あなた様のお姿を仰ぎますに、人に秀れてございます。もしや神(日本大物主大神)の御子ではございますまいか」
日本武も、大声を張り上げて応じた。
「私は、まさしく天神(天照国照彦火明饒速日)の御子だ。この剣は天照大神(天叢雲)の天璽だった。国許では今、皆が武器を投げ捨て、新しい国づくりに励んでおる。お前たちも、参加してみないか」
これを聞いた日高見の蝦夷らは、一斉に海に飛び込んで船を岸に引き寄せるなり、自分で自分の手を縛って帰順を願い出た。日本武は彼らの罪を問うどころか、首領に身の回りの世話までさせた。
こうして、日本武は刃に血を塗ることもなく日高見勢を説き伏せ、しかも火火出見との誓約も見事に成し遂げたことで、兵法極意を達成できた天神の御子として英雄視された。これで、太子の指名は確実になった。
「景行紀」、「陸奥国に入りたまう。時に大なる鏡を王船に懸けて、・・蝦夷の境に至る。
蝦夷の賊首(ひとごのかみ)、・・遥に王船を視(おせ)りて・・悉(ふつく)に弓矢を捨てて、望み拝みて曰さく、
『仰ぎて君が容(みかお)を視(み)れば、人倫(ひと)に秀れたまえり。若(けだ)し神か。姓名(みな)を知(うけたまわ)らむ』ともうす。
王(みこ)、対(こた)えて曰わく、『吾は是、現人神の子なり』とのたまう。是に、蝦夷等、悉に慄(かしこま)りて、則ち裳(きもの)をかかげ、波をわけて、自ら王船をたすけて岸に著(つ)く。仍(よ)りて面縛(みづからゆわ)いて服罪(したが)う。故、其の罪を免(ゆる)したまう。因りて、其の首帥(ひとごのかみ)を俘(とりこ)にして、従身(したが)えまつらしむ。
蝦夷既に平(む)けて、日高見国より還(かえ)りて、常陸を歴(へ)て、甲斐国に至りて・・」

☆要するに日高見の蝦夷は、天照大神に仕えた天火明や日高見勢の末裔だったわけだ。彼らはヒミコに謀反して常陸に追放された後も、饒速日や景行の手勢に追われて東北に逃げ落ちていた。

〈パブー〉から発売‥‥お勧めです。
『邪馬台三国志』全…最新版に改訂済
『邪馬台三国志』を検証してみよう
『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え(B6版298p、1200円)‥‥二月下旬に改訂。
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰物語…最新版に改訂済
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰(短縮編) 期間限定の540円(定価の4割引)
…最新版に改訂済 

〈アマゾンkindle〉から発売 
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰物語(B6版310p、1200円)
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰(短縮編)(B6版201p、期間限定の540円)
『邪馬台三国志』上、下

〈楽天kobo〉
『邪馬台三国志』を検証してみよう

 ホームページ『邪馬台三国志』

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え142〈日本武の北伐〉3 『邪馬台(やまと)三国志』を検証してみよう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる