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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え132〈日隈・日前・熊野家の先祖祭祀復興〉1

<<   作成日時 : 2015/02/02 07:25   >>

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◇日隈・日前・熊野家の先祖祭祀復興
二世紀後半から四世紀初頭にかけての歴史は、今風の歴史感覚では考えの及ばないところが多々あるものの、記紀の記述や東アジア史をたどって行くことで、そこそこは見えてくる。
かいつまんで言うと、一世紀前半に北九州に興った倭奴国王朝は、一七○年代になると、東の国が王朝を軽視したことで、日隈(熊野家、熊襲)の伊奘諾に東方統治の建て直しを下命した。
ところが一八○年代中頃、彼の強引な手法が災いして騒乱が多発し、果てには畿内の邪馬台国に天下を奪われてしまった。伊奘諾は一族もろとも南九州に逃げ落ち、高千穂郷に押し込まれた。
その倭奴国の嫡流が三世紀末になると不死鳥のごとく蘇ってきて邪馬台国を討ち取り、三○一年に大和朝廷の名で返り咲いたのだ。
視点をかえて言うと、神仙の国や常世づくりの思想が営々と唱えてきた不老不死・魂の再来は、一人も実現できなかったが、家や王朝レベルでは完璧なまでに成就できたわけだ。
『旧唐書』「倭国日本伝」、「倭国は古の倭奴国なり」
『宋史』「日本伝」、「日本(やまと)国はもとの倭奴国なり」

☆『旧唐書』は十世紀、『宋史』は十一世紀の完成。従って、ここに言う倭国や日本は、大和朝廷につながる平安王朝。
☆七世紀初頭までに、日本末裔が日本(にほん)と銘打って力を盛り返し、大和朝廷を左右する勢力に至ったのは疑うべくもない。『日本書紀』の編纂がこれを証明している。
そうした中で天下に号令してきた日隈は、大乱後、一転してお家断絶に追い込まれたものの、臥薪嘗胆の末に大和朝廷樹立に大いに貢献し、百余年来の悲観だったお家再興を果たした。
その間、日前と称して立ち振舞ったり、おごり高ぶるなどしたことで、神国・常世づくりへの猛反発とともに欺瞞のそしりを受け続けた。その後は、一枚岩だった身内の裏切り、続いて家の断絶、屈辱と恨みに凝り固まった日々、服従一辺倒の世渡り、二度にわたる日本遠征軍の撃退(景行・仲哀の熊襲征伐)、一族存亡をかけた東征など数々の苦難を体験してきた。
今一度、この家の再興とともに先祖祭祀が紀伊・熊野で一つ一つ成就していった経緯について、確認しておきたい。
@一七○年代に入ると、伊奘諾は天神天尾羽張神から神璽としての瓊矛を賜るとともに、
「国体の緩みきった王朝を草創期のごとく建て直せ。必要とあらば、伊奘諾自身が豊葦原水穂国・大倭国・大倭厳・三輪氏の在所に乗り込んで行き、当家の思うがままに動く東方につくり変えてみせよ」
と下命されて、七代目倭王に昇りつめた。
A絶頂期にあった彼は、豊葦原中つ国から養子にとった熊野櫛御気野を農耕の責任者に、ついで皇太神(太子)に格上げして、東の国々を手なずけにかかった。
B一八四年、中国で内乱が勃発した。この時期、伊奘諾は淡路島遷都を押し進める裏で、豊受皇太神を太子から外し、我が児に置き替えようと動いた。対する皇太神は大倭厳・三輪氏・豊葦原瑞穂国らと組み、播磨や摂津で戦いを挑んできた。
C出雲での天下分け目の決戦で、皇太神が大勝して越オロチ族系の厳之国王朝(邪馬台国)を再現し、自ら天照大神と語って纒向に都した。
彼は出世のたびに名を取替えたことで、大穴持、神皇産霊、佐太大神、大国主、国常立、豊受神・御饌津神・月神・月読命・豊受(天照)皇太神・天照大神・豊受大神・天御中主・高皇産霊・牛頭天王、熊野権現、伊勢太神の名を合わせ持った。
D大敗した伊奘諾は日向の高千穂郷に押し込まれた。ついで、お家断絶に追い込まれたことで、日隈・日前・熊野家の再興を日神や素戔嗚に託す他はなかった。

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