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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え26〈大八洲国〉

<<   作成日時 : 2014/09/16 07:50   >>

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‥‥大八洲国→伊奘諾期の倭奴国領域
伊奘諾の日隈→日前(ひのまえ)と言いふらしたが、日前(ひのくま)とそしられる。
@庶民らはこの真新しい来世観に飛びついたり、褒めちぎるなどした。結果、賛同者がたちまち全体の過半に達していた。
その後も支持者を増やした彼は、面足(おもだる)神の三嶋流神国づくりを散々こき下ろす中で、豊葦原中つ国ともども黄帝流神国・天竺風常世づくり策をぶち上げ、これがさも実現するかのごとく言いふらしていた。それが天之尾羽張神の興味をそそったところで、こう上奏したのだ。
「王朝の開祖・天常立の教えてきたところは、天之国嫡流の姫君が日の天神に立ってこの国を導き、天神の御子たちが開祖の教えを守り通すことにありました。今一度、原点に立ち戻るべきでしょう」
こうして伊奘諾は、天之尾羽張神を天神に祭りあげることで、天(水)軍・伊都軍を思いのままに動かせる十握剣を賜った。これと引き換えに、瓊矛、日の鏡・熊の神籬など日隈神宝を尾羽張神にそっくり献納する次第となった。
A続いて彼は、天神から神璽(倭王の印)としての瓊矛を賜るとともに、
「国体の緩みきった王朝を草創期のごとく建て直せ。必要とあらば、伊奘諾自身が豊葦原水穂国・大倭国・三輪氏の在所に乗り込んで行き、当家の思うがままに動く東方につくり変えてみせよ」
と下命されて、七代目倭王に昇りつめた。
『古事記』、「天津神、伊奘諾・伊奘冉の二柱に、『この漂える国を修め理り固め成せ』と詔りて、天の沼矛(ぬぼこ、瓊矛)を賜いて、言依さしたまいき」
Bそうした中で、伊奘諾は闇見国の王女だった伊奘冉を大妃に娶り、月神の地位に持ち上げた。理想の夫婦、日神・月神を演じることで、自身が天竺における日神に相当すると知らしめたのだ。まもなく、二人の間に嫡男の日子(ひるこ)が淡路の岩屋で誕生した。
C伊奘諾が常世風の不死身術を試したところで、行き詰まるのは当たり前だった。それが事前に察知できた彼は、天竺流の襲名制も併用した政策に衣替えした。
「絶えまなく輪廻、転生する御霊は、必ずその子孫に宿って再来する。それゆえ、先祖を祀る者は、速やかに御魂の宿るべき子を探し出して、襲名準備を済ませておくことだ。さすれば、日神が地上に送り届けた御霊は、その子に宿ってこの世に生き長らえる。これを絶え間なく実行するなら、必ずや不老不死の常世が実現できる」
このやり口は神国づくりや来世観の良いとこ取りをして、数珠繋ぎにした代物に過ぎなかった。これが実施された結果も、欺瞞を欺瞞で覆うものでしかなかった。結果、同姓同名の人物が時期をずらして何人も存在し、数百年も生きながらえたとする人物が多数出てきた。
Dその後の伊奘諾は、次第に横暴になった。敵愾心を隠し持つ筑紫島の厳(水)勢に対して、祭器の銅剣を片っ端から没収して出雲・吉備・四国に追いやった。そして、その跡釜に日隈勢を続々と送り込むのだ。結果、北九州の地は、後世に銅矛文化圏と呼ばれた。
先祖祭祀の場でも天之尾羽張神を高御座に戴く一方、日高や豊国の座を左右や背後に押しやり、自ら祭壇前(日前)に陣取って祭祀を取り仕切った。ついで日隈を日前と言いふらしたり、日神のごとく振舞ったりした。これに対し、身内の倭族ですら、
「日隈が祭壇前にしゃしゃり出てきた。昨今、日前に居座っている家格は、傍流の『ひのくま』でしかない」と陰口を叩いていた。
E伊奘諾は不死身願望を煽って民衆の心を引き寄せたことで、熱狂的な支援者が淡路洲・二名洲・筑紫洲・壱岐洲・対馬・隠岐洲・佐渡洲・越洲・吉備児洲・五島列島にまで広がった。この大八洲国が倭奴国の治める領域だった。

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