『邪馬台(やまと)三国志』を検証してみよう

アクセスカウンタ

zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え41〈伊奘諾の禊払い〉

<<   作成日時 : 2014/10/03 07:10   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

‥‥伊奘諾の禊払い→天照大(御)神に大政奉還し、神国づくりに専念する由を公表
同時に、天神の御子・向津姫を天照大御神に、ついで日神に担ぐと暗に表明
@いよいよ、伊奘諾が詔を降す時がやって来た。穢れを落とし身も清めて禊祓いする中で、「自ら倭王を降り、神国づくりに打ち込む」と宣下する儀式だ。彼はこれを、「あわき原の一ツ葉浜(宮崎市)でとり行う」と公表した。彼はこの時になっても自分の考えを曲げないどころか、
「天之国一門は、筑紫・出雲・吉備・畿内・東海にも国を構えているし、壱岐や当地にもある。今回の儀式は、このことも踏まえた上でとり行う」
と決意して、向津姫・素戔嗚・女神大山祇神・住吉三神・海神らと儀式に臨んだ。彼の背後には、十握剣とともに数多の天(水)軍精鋭が控えていた。
『古事記』、「ここに、左の御目を洗いたまう時に成れる神の名は、天照大御神。右の御目を洗いたまう時に成れる神の名は、月読尊。次に御鼻を洗いたまう時に成れる神の名は、素戔嗚尊」
A伊奘諾はこの儀式の中で、「厳之国の天照大神に、王位を譲り渡す」とは明言しなかった。ところが、儀式に立ち合ったワニ族は故事に疎かったことで、天照大神が倭王禅譲を受けたと早合点して、すぐさま速船の伝令を大倭に送り出した。これに対して、伊奘諾を支持する人らは、
「鐘山なる神の伝説では、左目は太陽を、右目は月を表す。また天地創生の伝承でも、盤古が死ぬ時、その体は天地の万物と化して左目は太陽に、右の目は月になった」
と陰ながら囁き合い、この考えの下で、
「大政奉還して、向津姫を天照大御神に立てるおつもりだ」
「いや、それだけではない。向津姫の手をとって左目を洗ったのが重要なのだ。左目は太陽を指すから、向津姫はいずれ天神の日神に担がれることになる。それにしても、日神を補佐する月読(月神)とは誰のことか」
と様々な想いをめぐらせていた。
B一方、天之国・住吉三神・豊葦原中つ国勢、それに女神大山祇神一門の見方は、少し違っていた。
「伊奘諾は、天神の御子である向津姫を天之国の天照大御神に担ぐおつもりらしい。ついで日神に担ぐとあらば、天之尾羽張神との約束を守って、倭奴国王朝再興に面舵を切ると公言したに等しい。すると、月読とは皇太神に相違あるまい。
要するに、皇太神は日神の補佐役を命じられたわけだ。もし皇太神が日神に従わないなら、我々とて彼を討ち取る以外になかろう」
一同は伊奘諾の心情をこう察して、向津姫に服従を誓った。儀式が終わると、人々は向津姫が天照大御神に昇ったとして祝福した。以後、この国は天之国の神座にちなんで日向と呼ばれた。
『山海経』、「北方に鐘山という山があった。その山上に人の顔にそっくりな石の首があった。石の首には二つの目と一つの口があり、左の目は太陽、右の目は月を表していた。左右の目は代わる代わるに開き、左目が開いている時は昼、右目が開いている時は夜であった」
Cその後、向津姫の旗を振って回っていた女神大山衹族は、たちどころに天照大神の機嫌を損ねて薩摩の南端に押し込まれた。代わって、海神が一ツ葉に陣取った。
振り返って考えると、この時期の天照大神は伊奘諾の本意を見抜けなかったばかりか、妻の力量まで見下していた。妻と義父の二人を山奥に閉じ込めたままで、好き勝手に常世三昧でもさせておけば、その配下は離れ行くと気安く考えていた。
画像


【訂正】〈熊曾(熊襲)〉2  日隈(熊野家)と推戴して、天之国の天神を護衛→日隈(熊野家)を推戴し、倭奴国王(倭王)を護衛

〈パブー〉から新発売
『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え(B6版298p、1200円)
〈アマゾンkindle〉から新発売 
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰物語(B6版310p、1200円)
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰(短縮編)(B6版201p、期間限定の540円)


〈パブー〉
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰物語…最新版に改訂済
『邪馬台三国志』倭奴国と邪馬台国の栄枯盛衰(短縮編)…最新版に改訂済 
 期間限定の540円(定価の4割引)
『邪馬台三国志』全…最新版に改訂済
『邪馬台三国志』を検証してみよう

〈アマゾンkindle〉
『邪馬台三国志』上、下

〈楽天kobo〉
『邪馬台三国志』を検証してみよう

 ホームページ『邪馬台三国志』

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え41〈伊奘諾の禊払い〉 『邪馬台(やまと)三国志』を検証してみよう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる