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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え65〈火瓊瓊杵の降臨〉2

<<   作成日時 : 2014/11/14 06:43   >>

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‥‥日神→火瓊瓊杵に三種の宝物、天鹿児弓・天羽羽矢を授けて吾田降臨を下命
火瓊瓊杵の賜る八咫鏡→できばえの悪い日の像の鏡(日前神)
@天鈿女は、すっ飛んで帰って日神に有り体に伝えたが、ことの仔細を知った日神は、あっさりと方針を変えた。火瓊瓊杵がこれに不満をもらしたのは当然だ。この一件も祀りごとにまめな彼が、
「天璽の鏡剣を申し受けた上で、日神夫妻を日天神としてお祀りしたい」
と言いつつ引き下がったことで、一先ずは決着をみた。
A日神は、天児屋・太玉・天鈿女・石凝姥、思兼・手力雄など忍穂耳に授けた近従をことごとく彼に与えた上で、伯母にあたる豊受姫を稚日女役として同行させると決めた。
準備が万端整ったところで、日神は火瓊瓊杵に天(日)・日高とともに日隈も添え与えた。そうした上で、天叢雲剣(草薙剣)・八咫鏡・勾玉など三種の宝物(たから)、さらに天神の御子と印す天鹿児弓・天羽羽矢を授けて命じた。
「吾田の日前国は、わが子孫の王たるべき地なり。皇孫、そこに天降って治めなさい。天つ日継ぎを重ねることで、天壌(あめつち、天地)が千代に八千代に栄えますようにと祈りつつ、この八咫鏡を私の御魂と思って祀り続けるように。天孫には日隈を託したのだから、この日矛も授けておく」
その裏で日神は、この鏡と日矛に対して日隈・日前の再興の願いを密かに込めていた。つまり、火瓊瓊杵の授かった八咫鏡と日矛は、日隈・日前の再興を祈願する祭器にすり替わっていた。それを知る由もない火瓊瓊杵は天璽全てを手にできたと思い込み、薩摩への降臨に潔く応じたのだった。
『古事記』、「天児屋命、布刀玉(ふとだま)命、伊斯許理度売(いしこりどめ)命、玉祖命、あわせて五伴緒をわかち加えて、天降したまいき。ここに招きし八坂の勾玉、鏡、草薙剣、また常世思金神、手力男神、・・をそえ賜いて、詔りたまいしく、『これらの鏡は、専ら我が御魂として、我が前を拝くがごと拝き奉れ。次に思兼神は前を取りもちて、政せよ』とのりたまいき」
『日本書紀』、「『この皇孫を以て親に代えて降さむと欲う』とのたまう。故、天照大神、乃ち天津彦火瓊瓊杵尊に、八坂瓊の勾玉及び八咫鏡・天叢雲剣、三種の宝物を賜う」

Bここで、重大な秘密を告げておく。それは、日神が火瓊瓊杵に三種の宝物を授ける際に、
「この鏡を私の御魂と思って祀れ」と言って八咫鏡を手渡したことにある。火瓊瓊杵も日神に向かって、「天璽の鏡剣を共に申し受けて、日神夫妻を日天神としてお祀りしたい」と言ってこれを賜ることで、てっきり天璽の鏡と思い込んでいた。だが彼の手にする八咫鏡は、日の像の鏡だった。
★『日本書紀』が八咫鏡・草薙剣(天叢雲剣)を三種の宝物と記したのは、草薙剣(天叢雲剣)が天璽でなくなったこと、火瓊瓊杵の手にする八咫鏡が出来栄えの悪い日の像の鏡だったからだ。
★天孫降臨に際して、日神が日の像の鏡を密かに日前鏡と改めたのはなぜか。それは、素戔嗚がこれをかざして豊葦原中つ国の建て直しに取りかかったものの、大己貴に奪われたからだ。
C天神と天璽についても、確認しておきたい。天照大神が天神から引き摺り下ろされ、日神も自ら天神を降りると決意したことで、天叢雲剣も真経津鏡も、もはや天璽とは言いがたい。この時から、天神は亡き天鹿児山一人、天璽も天鹿児弓・羽羽矢だけとなった。
だが、天孫の二人は、天神や天璽に対する考えが丸っきり違っていた。天火明は天鹿児山だけを天神、天鹿児弓・羽羽矢を天璽として敬い、一方の火瓊瓊杵は八咫鏡と天叢雲剣を「これぞ正真正銘の天璽」と見なしたことで、火天神祭祀に先駆けて日神と高皇産霊を祀っていた。

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