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zoom RSS 『邪馬台三国志』古代史の常識と通説を疑え86〈邪馬台国と狗奴国(日前、熊襲)の抗争〉1

<<   作成日時 : 2014/12/09 06:39   >>

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‥‥狗奴国は男子を王と為す。・・女王に属さず→狗奴国の男王〓日前(熊襲)の火瓊瓊杵
火瓊瓊杵。呉に加担して日前軍を北進
赤烏五年・七年(二四四年)の呉鏡・ホケノ山古墳出土の画文帯神獣鏡→呉から日前に伝来
@同じ頃、四十を越した火瓊瓊杵はヒミコへの不満を口走ったことで、二人の仲がギクシャクした。
「日神は、三つの天璽と日神祭祀を私に委ねたにもかかわらず、日前鏡を天璽のごとく手渡し、天璽の剣も取り上げた。そのうえ、我が嫡子だった火折をないがしろにしてきた。それでも、南蛮勢の前に立ちはだかり、ヒミコを守り通せと言うのか」
やがて、火瓊瓊杵は禁制の江南交易にのめり込み、ついで富国強兵策に突っ走った。その甲斐があって、日前は見違えるほどに栄え、兵もめっぽう強くなった。
「倭人伝」、「次に奴国ありて、これ女王国の境界の尽くる所なり。その南の狗奴国は男子を王と為す。・・女王に属さず」
Aかつて孫権は公孫淵や句麗と密約を交わして、遼東から魏に攻め込もうとしたが、この密約は公孫淵の裏切りに遭って失敗に帰した。呉は同じ手口で句麗を煽ったところ、正始年間(二四〇〜二四八年)になると、句麗は魏の領地や朝貢する道筋を荒らして回った。
魏の幽州刺史・毌丘倹が歩兵・騎兵一万を指揮して句麗討伐にかかると、句麗王位宮は二万の歩兵・騎兵と共に鴨緑江沿いに展開して決戦を挑んできた。ところが位宮は負け続けたあげくに妻子を連れて逃げまどい、その都も無残に破壊された。
ヒミコは句麗の脅威が消えうせたことで、お祝いとお礼かたがた使節八人を魏の都に向かわせた。
「倭人伝」、「その四年(二四三年)、倭王、また使者大夫伊声耆掖邪狗等八人を遣わし、生口・倭錦・・を上献す。掖邪狗等、率善中郎将の印綬を壱拝す」
B一方の呉は不利な形勢を逆転すべく、魏に楯突く相手を探し回っていた。結果、孫権の遣いが新羅人と共に火瓊瓊杵の許にやってきて呉鏡をちらつかせつつ、こう口説いたらしい。
「貴国と親しい間柄の新羅が苦境の最中にある。これを挽回できる手立てがある。直ちに精鋭部隊を北上させ、邪馬台国勢に襲いかかることだ。時をあわせて、新羅軍も百済に勝負をかけようぞ。
 さすれば、ヒミコは魏に泣きつくこと必定。魏軍も明帝の遺志に照らして、対馬海峡を渡らざるを得まい。今度こそ、我が艦隊が海戦に不慣れな敵船を一隻残らず葬り去ってくれる。これに必要な物資・軍資金なら、存分に届けよう」
独り崖っぷちに立たされた火瓊瓊杵は、呉から戦災を被りたくなかったのか、それとも呉の太伯や夫差の子孫と好を深めたかったのか、この使節に見えて呉に与する道を選んだ。後世の古墳から出る赤烏五年・七年(二四四年)銘などの呉鏡は、この密約と引き換えの宝物に相違ない。
赤烏元年(二三八年)銘呉鏡  山梨県取居原古墳から出土
赤烏七年(二四四年)銘呉鏡  兵庫県宝塚市の安倉古墳から出土
呉の画文帯神獣鏡二      大阪府和泉市の黄金塚古墳から出土
呉の平縁画文帯神獣鏡一     奈良県のホケノ山古墳から出土
Cこの直後、火瓊瓊杵は臨戦体制をとって川内城(川内市)に立てこもり、選りすぐった遊撃隊を次々と北進させた。本軍も菊池平野の敵を蹴散らしながら、怒涛の勢いで筑紫平野へなだれ込んだ。
平和慣れした邪馬台国軍は日前軍を目の当たりにするなり、一目散に逃げ散った。敵が近づいてきたと耳にしただけで、砦を空にする部隊もあった。邪馬台国にとって、戦況は日増しに悪化した。

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